腰上入院してから早幾月、ようやく愛車が復活しました。
最終的な費用が当初の予算よりも大幅に超えてしまいましたが、やってもらった内容を聞くとしょうがないというか、やってよかったわ〜という内容でした。

まずエンジン内部ですが、バイク屋さんが何枚か内部の写真を撮っておいてくれましたので頂いてきました。

こちらは開けたばかりのヘッド。もうカーボンががっしりとこびりついているのが分かります。
４番は圧抜けも起こしていました。


こちらカーボンを除去して貰ってキレイになったヘッド。
さすがに新品同様とはいきませんが最初に比べるとどれほどカーボンが蓄積していたかわかります。



こちらはホーミングして貰ったシリンダーとスカート
表面にうっすらと油面用の細かなミゾがついています。
（この溝にオイルが溜まって焼き付き防止と圧縮抜けを防ぎます）錆も綺麗に取れています。

（以下は聞いた話から構成）
エンジン内部が綺麗になって組み上げて状態で、さぁ！復活だ。と思ったらしいのですが、それでもフケが悪くおかしいので計測をしたらガスが異常に濃い状態（センサーで計測した所、通常の４倍近い値が・・・）
これはセッティング云々のレベルでは無いってことでキャブをバラす。ジェットブロック（以前の記事に出てくる白いブロック）に繋がっているパイプの劣化で隙間からガスが流れ込んでいるというむちゃくちゃな状態。（以前私がバラした時におかしくなったのかも・・・やっぱり非分解のパーツはバラしてはダメだと言う教訓です）

素人整備ではガスが濃いなんてメインやスローのジェット変えてフケ上がりとかから見るしかないので、おそらく自分でやっていたら原因掴めずに放りだしていたかもしれません（笑）

この辺りのパーツも新品交換して貰い（これで本当にキャブの中身は全て新品になってしまいました）組み上げ。
完全に復調しました！うれしいなぁ。

しかしシリンダーに手を入れているので、当然ならし運転が必要になり・・・「ん〜 1,000kmは大人しく乗ってね」

ガーーーーン！どれくらいパワーが戻ったか確認したかったのに・・・と言うことで MAX 6,000rpm と決めて大人しく乗っています。１日 30km 乗ったとして１ヶ月かー、長いなぁー